スタッフブログ

セミナー運営スタッフ便り③《ストレスサイン》

動物愛護週間特別セミナー「犬とストレス」実行委員会です♫

今回は、セミナーの内容にも関連する動画をシェアしたいと思います。

セミナーの内容がいまいちピンとこなかった方も、これを見て興味を持って貰えたら嬉しいです!

動画は【We humans almost always want to touch dogs. But not all dogs want to be touched, even very friendly ones.】

【私たち人間のほとんどはいつも犬を触りたがる。しかし、全ての犬たちが触れられたいわけではない、例えそれがとても友好的な犬であっても】

という言葉から始まります。(動画は全て英語ですが、動画でなんとなく伝わる部分もありますし、特に見て欲しい部分は訳をつけますので、ぜひみなさん見てみてくださいね^^)

さて、こちらの動画には2匹のワンコが出てきます。特に注目して欲しいのが、最初に登場する《Zaniちゃん》という黒茶のタレ耳ワンコです。

目の前の人がZaniちゃんにしている行動を「嫌がっている」ということを、この動画をみてわかりますか?

動画の1分経過以降、人がZaniちゃんを撫でるところからよく見てください。

1:11 〜Zani says no. (ザニは嫌だといっています)

1:16〜 She acutually says ”no” many times in dog body language.(ザニは実際に犬なりのボディランゲージで何度も「嫌だ」といっています)

1:45〜 In 27 seconds she did 4 lip licks, 7 head turns away, and 2 shrinking back. All of these are typical signs of stress or avoidance. (27秒の間に、ザニは唇を4回舐め、7回頭を逸らし、そして2回後退しました。これらの全ての行動が典型的なストレスと回避の合図です。)

2:00〜静止画ごとに lip lick(唇を舐める)、Head turn(頭を動かす、逸らす)、Full body turn away(全身を逸らす)、Shrinking back from hand(手から逃れるように後退する)

例えば、「舌を出して口周りを舐める」などの行為はストレス以外の行動でもあることなので、どんなシチュエーションでも「舐めた=ストレス」ということではありません。ワンコのボディランゲージ(態度や動き)の中には「声」ではない「意思」を伝えようとしているよ、ということを発見してもらえると嬉しいです。それが、とても些細な行動であることも。

ザニちゃんの後に登場する、茶色ワンコのサマーちゃんは、説明がなくてもなんとなく「気持ちいいわ〜♫」って言っているのが伝わってくる表情ですよね(笑)サマー セズ イエス!

犬も犬それぞれ。

それぞれの個性を理解し、ワンコならではの発するサインを私たち人間が受け止められるようになれば、犬と人との絆はグーっと縮まるのはもちろん、互いを理解できることで人も犬も「ストレス」が減り、それが行動にも現れるようになるのです。

セミナーでは、皆さんが犬をきちんと知ることで、愛犬ともっともっと通じ合い素敵なワンコとの生活が送れるヒントを時間の限り紹介できると思います^^

セミナーは、現在参加者募集中です^^申し込み締め切りが迫っていますので、このチャンスを逃さずに、ぜひご参加くださいね!

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