スタッフブログ

きべ入院/にゃんこ通信

山(シェルター)で生活をしているきべさん、腎臓の状態悪化の為、1週間ほど入院しました。

以前より初期の慢性腎不全の兆候があり、1年以上前から療法食や定期的な検診で様子を見ながら生活をしていましたが、1ヶ月前から食欲が落ち、好きなチュールも口をつけなくなったので血液検査をしたところ、
腎臓関連の数値のBUN(尿素窒素)は140超え(検査機器で測れる数値超)、クレアチニンは5.6でした。

昨年の同時期の血液検査ではBUN23(正常範囲)、クレアチニン2.4(基準値より高いがまだ低い方)でしたので、数値としても悪化していることが明らかでした。

毎日の点滴をすることを勧められましたが、シェルターは入れ替わり立ち替わりでボランティアでなんとか世話をしており通院ができない日もある為、
今回、集中して加療してもらうために入院することにしました。

入院3日目のきべさん。食事をとれるようになってました

11/6(土)に通院、検査、点滴で一度山に戻り、
11/8(月)に入院、13(土)退院し、にゃ〜と鳴いて、ご飯も食べてくれるまで回復しました。
今後も点滴は必要でこのまま山に戻るのは難しいため、預かりボランティアさん(すでに数匹飼育中で難しいところですが)にお願し、一般家庭での余生を過ごせることになりました。

腎不全は治る病気ではないので、年齢的にも老猫のきべさんの余生がどのくらいあるかはわかりませんが、少しても穏やかに過ごせる時間がもてたらよいと思います。

ご支援いただいた皆様のおかげで、今回、急な入院が必要になっても対応することができました。
本当にありがとうございます。

ボイスオブアニマルズには現在、成猫は20匹在籍しており、譲渡がなかなか進まず終生飼育になる可能性も大いにありますが、1匹1匹の命とQOLも考えながら引き続きお世話をしていきます。
これからも皆様の応援をよろしくお願いいたします。

また、成猫さんもいろんな個性の子がおり、成猫だからこその良さもありますので里親になりたいなと思ってくださる方のお問い合わせいつでもお待ちしております^^

入院中のきべ。今は少し元気になってます