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山から新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

というには日が過ぎてしまいましたが・・・

今年もよろしくお願いいたします。

ボイスのシェルター、通称「山」の犬猫たちも無事に年を越すことができました。

山の主(?)ヒナです。紫斑病の投薬は続いていますが、食欲もしっかりあり元気にしています。ヒナにとっては冬は夏に比べると過ごしやすい季節ではありますが、やはり年々歳を重ね山の寒さには堪える日も増えてきました。

今年の2月でボイス歴丸4年を迎えます、リキです。だいちゃんの形見のハーネスをもらいました。似合ってますか?昨年は、アレルギーや免疫低下による皮膚のトラブルを繰り返していましたが、根気良く治療をし昨年末あたりから調子よく過ごしています。

猫舎の癒し担当、セブンです。白血病キャリアをもちつつも、毎日のインターフェロン投薬で、10歳を越え穏やかに生活をしています。この日も猫舎に入ったとたんに、にゃーんと甘い声でお迎えにきてくれました。

セブンの子、クロです。おかげさまでクロは白血病はマイナスで健康に過ごしています。ここ数年でクロもとても甘え上手になりました。ゴロゴロ転がりながら、喉をゴロゴロ鳴らしている図です。

猫舎で一番ジャンボなキベです。目を話すと同じ部屋に住んでいるサビコのご飯を狙い、奪ってしまうことが多々で・・・・痩せません。苦笑 お尻トントンでご満悦です。

猫舎一シャイなサビコです。三毛猫のんちゃんが昨年9月にボイスを卒業してから、寂しくなったのか、はたまた遠慮をする必要がなくなったからか・・・以前はシャイ過ぎて人に姿を見せることも少なかったのですが、この頃はニャーと鳴きながら部屋を掃除中のボランティアに近づいて来てくれたりします。触らせてはくれませんが、だいたいいつ猫舎を覗いても姿は見れるようになりました。(なのでこの日も写真すぐ撮れた)

現在、ボイスの山には犬2匹、猫4匹。

宇部の市街地が気温10度あっても、ここは2度くらいしかなかったりと快適とは程遠い場所ですが、湯たんぽなどを使って暖をとりなんとか暮らしております。

この子たちがこの山を完全に降りるまたは天寿を全うした際には、この山は閉鎖予定ではありますが、現在はまだ運行中というのに問題が発生いたしました;ー;

食器を洗ったり、お掃除につかっていた山の水が・・・・枯れてしまったのです。

もともと飲み水は、ボランティアがタンクに自宅の水道水をいれて持参しているのですが、掃除用の水がかれるのは痛い!!現在、掃除用の水もタンクにいれて持参しなんとかやっておりますが、昨年夏、そして最近も全然降ってくれない雨の影響がこんなところに及ぶとは思ってもおりませんでした。

リキの部屋の廊下。ボトルの水で、オシッコ流してますー。

そんなこんなでいろいろトラブルもありますが、今は山の犬猫は数も少なくなったのでなんとかやっております。

あ、ちなみにボイスにはもうこんだけしかいないの?もう保護しないの?なんてご意見やご質問をいただくことがあります。

山にはこれ以上はいれません。

しかし、保護を全くしていない訳ではありません。

ボイスオブアニマルズは今後新規の保護については「預かりボランティア」の自宅で保護し、里親が見つかるまで、または天寿を全うするまで責任をもってお世話をするという方針になっております。

これは、動物の福祉を考えた上でもとても意義あることと考えています。

現在、預かり宅には犬9匹、猫24匹を保護中です。(山の子達も預かりさん随時募集中です。)

ホームページの「いぬ」「ねこ」ページに写真や名前も載っているのでぜひご覧いただけますと嬉しいです。

今年も譲渡会を中心に、保護数は細々ですが、様々な活動をボランティア一同愛情全開でとりくんで参りますので、2019年もボイスオブアニマルズをよろしくお願いいたします。


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