遅ればせながら、７月１回目の譲渡会報告です。

夏の野外での譲渡会、、、毎年のことながら・・・暑い！とにかく暑い！この日はお天気に恵まれた分、気温も上昇。犬も猫も人間も、少々体力が消耗気味の譲渡会となりました。

この日も、子猫を連れた一般参加の方も多くいらっしゃいましたが、

その中で４匹の子猫たちに新しい家族がきまりました。

ワンコたちは、また次回、良いご縁があるといいね。

（ちなみにボイスの保護犬猫に関してはコチラのリンクから保護犬猫一覧をご覧いただき直接お問い合わせいただいても対応します。そして、ボランティアとの予定があえば直接のお見合いが可能です。）

ちょっと話は逸れますが、

この時期の子猫の保護、里親探しは本当にイタチごっこです。猫は一度に４〜５匹子供を産みますし、発情期は年に2回です。一つ一つの命を大切にし、里親探しをしてあげることも大切ですが、根本的な解決をしなければこの問題が収束する日はこないでしょう。野良猫に餌をあげている方は、せめて自分が可愛がっている子だけでも自己責任として避妊・去勢手術をしてください。そして地域の猫として可愛がるのであれば糞尿の後始末もお願いします。餌はエサやりさんのところでもらい、寝床を別にしている野良猫が家の敷地で子供を産んで困っていると悩んでいる方も少なくありません。野良猫の避妊・去勢に関して手術費用を割引価格で提供している動物病院もあります。また山口市では、飼い主のいない猫に対する不妊・去勢手術の助成金制度が始まりました。該当の地域にお住いの方は利用されてはいかがでしょうか。

「病気でもないのに手術なんて」と抵抗を感じる方もいらっしゃいます。でも、何もせずにどんどん生まれてくる子猫を、迷惑だからと保健所に持ち込んでいる人もたくさんいるんです。「産まれてから殺す」なら、「望まれない命をこれ以上増やさない」ということも大切だと思いませんか？

しかも不妊・去勢手術は、健康面や発情期がなくなることでの精神的な安定など良い点も沢山あるんです。

ボイスでは一般の方も里親探しができるように、譲渡会の場を窓口として使っていただいてますが、やはり春〜初夏、秋〜初冬にかけて猫の数が一気に増えるためすべての猫に里親が見つかるわけではありません。根本的な解決、TNR活動（野良猫の不妊・去勢手術）についても多くの方に関心を持っていただければ幸いです。

さて、話は譲渡会にもどりまして、

この日も沢山のご支援をいただきました！

物資をお持ちくださった方、受付の募金箱にカンパしてくださった皆さまもありがとうございました。

ボイスは今年の３月に保健所引き出しの団体登録をし、この４ヶ月で２０匹以上の犬や猫を保護したため、病院代やらなんやらで活動のための資金がいつもより更に厳しい状態になってきておりまして、そんな中の皆さまのご支援本当に本当に感謝、です！

またこの場を借りて大変恐縮なお願いですが、引き続き、皆さまのご支援どうかよろしくお願いいたします。

次回の譲渡会は第三日曜日、７月１７日です。

開催時間は１０時〜１２時といつもより１時間早く終わるのでお気をつけください。

７月第一回目の譲渡会もありがとうございました。