7月に保健所から引き出した白猫の”ももちゃん”
未だに触らせてはくれませんが、預かり宅での新しい環境にも徐々に慣れて、隠していた本来のももちゃんの姿を表に出すようになってきました。
初めて部屋の中をフリーにさせたとき、隠れ場に選んだのがマッサージチェアーの後ろでした。
それ以来、ももちゃんが落ち着いて休みたいと思っているときは、決まってマッサージチェアーの後ろに居ます。
写真に収めることは出来ませんでしたが、ここでは、無防備なへそ天姿で寝ているのを何度か見かけました。
最近は、お気に入りの場所を見つけたようで、人が使っているクッションの上で寝ることも多くなってきました。
人の匂いがついたものでも安心して寝てくれているのは、とても嬉しい変化です。
そしてそして、
8/27に保護した”はるにこなな”の三姉妹とも一緒に生活しています。
最初の頃は、仔猫に戸惑い、部屋の隅から様子を伺っていました。
部屋の隅から、テーブルの裏、ソファの裏、と日を追うごとに観察する距離を縮めていく姿は、ももちゃんの慎重な性格を表しているのだと思います。
ついに手を伸ばせば触れられる距離まで迫ったとき、ももちゃんの触れたい衝動が爆発したようで、今まで聞いたことがない声を発していました。
(お伝え出来ないのが残念ですが、人間で言うと『ぬおぉぉぉ~~』といったところでしょうか。)
仔猫に触るのかと思いきや、覆いかぶさるような素振りを見せて触らないという、何とももどかしそうなももちゃんでした。
それから2~3日経ってようやく仔猫に触れるようになりました。
最初は、力加減が分からず仔猫が痛がる場面がありましたが、「ももちゃん、優しくね。」と言うと、仔猫を放して再トライ。
今では、仔猫のお姉さんとして、よい遊び相手になってくれています。
最近では、仔猫のベッドで寝ている姿も見かけます。
仔猫との距離が縮まったように、人との距離も少しずつ少しずつ縮めて、思いっきり甘えられる安心感と幸せに気づいてもらいたいと思います。
(預かりボランティアスタッフより)
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