先日、山口県は犬猫の殺処分数が全国で3番目に多いという残念な記事を読みました。ボイスオブアニマルズもこれまで微力ではございますが、犬猫の保護や里親さん探しのお手伝いしています。しかし、まだまだ「殺処分０」にはほど遠いのが現実でございます。

この度皆さまにご紹介したいのは、同県内で猫の殺処分を減らすために立ち上がったの新しい試み。それは、ローカルの野良猫や放棄された猫達を「てしま旅館」さんの敷地内に設置するシェルター+専用庭にて保護するというもの。

山口県山口市阿知須にある「てしま旅館」さんは昭和40年に開業された旅館で、現在は三代目にあたる手島英樹さんがオーナーをされています。手島さんご家族も愛猫家で、近所で車にひかれて亡くなった猫達に心を痛めていらしたそうです。

昼間はデイサービスもされている「てしま旅館」さん。手島さんが飼われている猫が旅館スタッフやデイサービスでいらした方を癒している様子をご覧になって、今回の猫庭計画がうまれたそうです。

保護された猫達の医療費（避妊去勢手術含む）、飼育費用は旅館の宿泊代の一部から捻出されるそうです。ゆくゆくは、里親さん探しも出来ればと話されてました。

本プロジェクトはクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて資金を募っています。目標金額は400万円です。2016年4月5日（火）午後11:00までに400万円以上募らない場合は、実現されることはありません。（お金も返金されるようです。）

「てしま旅館」さんのプロジェクト詳細は下記「READYFOR」サイトからごらんください。
※本プロジェクトについては「てしま旅館」さんまでご連絡ください！ボイスオブアニマルズではお答えできませんの予めご了承ください。

▶5000匹が殺処分される山口県で猫の命をつなぐ旅館をつくりたい！|READYFOR

ひとりひとりが出来る事はとても小さな事かもしれません。
ひとりひとりが出来る事を考える機会になればと思います。

（本記事は2016年3月10日に一部内容を修正しております。）