ハナの出産から3週間が過ぎました。ハナ一家の近況をご報告いたします。
悲しいお知らせです。
ハナの産んだ子犬4匹のうち、1匹が2週間前に亡くなりました。
保護された当初栄養失調状態だったハナは、出産の時期がきても自然に産む事が出来なかったため、帝王切開をすることになりました。
無事、4匹の子犬が産まれ、授乳・育児に勤しんでいたハナですが、帝王切開した傷口が授乳時に痛むため、ストレスがとてもたまっていたようです。授乳時はハナが子犬達に噛み付くことがないように、スタッフが監視していましたが、2週間程前にハナが子犬を踏みつけてしまったようで、1匹ぐったりした状態で見つかりました。
すぐに病院で診察してもらい、その時はなんとか一命はとりとめたのですが、数日後、スタッフの腕の中で静かに息を引き取りました。
翌日、ボイスのシェルター敷地内にて、埋葬しました。
看病中にスタッフが回復してほしいという願いを込めて付けた名前は「ゲンキ」です。
寝ずにハナ一家を面倒見たスタッフも、看取ったスタッフも、とても心を痛めており、複雑な環境下でしたが、小さな命を救えなかった事をとても残念に思っています。
現在、ハナは抜糸もすみ、落ち着いた環境で子犬達の面倒をみています。3匹の子犬達もすくすく成長しています。
ハナは、保護された当初は偏食でスタッフを困らせていたのですが、今ではドライフードもきちんと食べるようになりました。
白っぽかった毛並も、ブラッシングと栄養のおかげか茶色が濃くなってきたように思います。
後日、ハナと子犬達の成長記録をブログにてご紹介します。
みなさんへのご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした。
これからも、ハナ一家をよろしくお願いします。