4月某日、保健所より母猫と二匹の仔猫を引き出し保護しました。
サビ柄のお母さんはサマちゃん。
黒で長毛猫かな?と思わせる仔猫はロンくん(オス)↓(ロンくん、譲渡決定しました。ありがとうございました!)
キジ柄の仔猫はアメリちゃん(メス)↓(アメリちゃん、譲渡決定しました。ありがとうございました。)
サマちゃんはしっかり授乳してくれているので、子育てはサマちゃんにお任せして、ロンとアメリは乳ばなれしてからの譲渡、サマは子育て終了、不妊手術後の譲渡となります。
サマ、ロン、アメリをよろしくお願いしますm(__)m
また現在、各地の保健所に多くの犬猫(特に春は猫が多い)が収容されています。ボイスでも可能な限り助けたいと思ってはいますが、全てに手を差し伸べるのは難しいのが現状です。
これは(YUNが人から)聞いた話しですが、犬や猫を保健所に連れていく人の中には「保健所にいけばなんとか助けてくれる」と思って連れていく方もいらっしゃるそうです。
でも、現実は全然違います。昨年、全国で保健所に収容された犬猫は176,295匹。そのうち殺処分されたのは128,241匹(環境省HPより)つまり70%以上が殺処分されているのです。
しかも、山口県は殺処分数ワースト3(2014度)であることが新聞やテレビなどで今年に入って報道され、ご存知の方も多いと思います。
命あるもの、最後まで看取る覚悟で飼ってほしいのは当然のことながら、もし飼えない状況になっても、決して保健所には連れていかず、里親探しをするなどなんとか策を練っていただけたらと思います。
また、ノラ猫に餌をあげているだけでは次々に子供が産まれ、増えすぎて大変なことになってしまいます。そして、保健所に連れて行く人もでてきます。ノラ猫を地域猫として可愛がる方は、せめて不妊・去勢手術をその子たちにしてください。イタズラに失われる命をこれ以上増やさないためにもよろしくお願いします。ボイスでは猫捕獲用の仕掛けの無償貸し出しもできますので、必要な方はメールにてご相談ください。
産まれた命に罪はありません。ボイスも小さい団体ではありますが、縁のある犬猫たちが幸せになれるよう、新しい里親さんへのパイプ役として尽力していきたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。