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BHP成長日記16/ブチと散歩について考えてみる

今日はブチのお散歩について近況なのですが、、、ブチの預かりさん、犬が出すサインや行動についての本を読んで犬をもっと理解しようと日々研究(?)をされておりまして^_^

今回はブチの近況だけでなく、今ワンコと生活をしている飼い主さんたちへの何かのヒントにもなるかも?そんな記事です。

以下、預かりボラMさんの原文でお届けしまーす!


今回は雨が降っても毎日欠かさず行くブチのお散歩の様子をご紹介します。
未だに車道や車のすぐそばを歩くたびリードの引きが強くなるので、できるだけ散歩コースは終始ストレスを感じず楽しく歩くことのできる公園や野原を選んでいます(^_^)

このように安心していられる場所ではリードを引っぱることもなく落ちついて歩くことができます。匂いを嗅いだり景色を眺めている(観察している?)時などは本人が満足するまで付き合います。

もし「ほら、行くよ」とリードを引っぱりブチの動きを無理矢理コントロールしようとすると…「せっかく匂いを嗅いで楽しんでいるのにそんなことするならもう僕は動かないぞ!」とでも言うようにひっくり返ってしまいしばらく動かない…というストレス反応を示します。(誰の為の散歩なのか忘れてはいけませんね(^-^;)
その為、常に身体に引きを感じさせるようなフレキシブルリード(ワンタッチで伸縮するリードのこと)は使用せず長さの調節が容易で犬の身体に負担をかけにくいロングリードを使用しています。
そんなお散歩を心がけているうちにブチも楽しみつつ(リードを引っ張ることもなく)人の動く方向について歩くお散歩ができるようになってきました(^_^)
※里親希望者様にはホームステイ前にリードコントロールについてお話させていただきます。

動画の最後でブチが一瞬止まりフセたのは、初めて会う犬がこちらに向かってくることに気付いたから。ある一定の距離になると彼はフセて相手の犬を待ちます。これは、「ちょっと緊張するな~。でも、僕はアナタに対して敵意はないよ。」というブチなりの合図(ストレスサイン)です。(何度も会っている仲の良い犬に会う時も同じようにフセますが、この時はストレスではなく遊ぼうと準備をしているようです。そういう時は耳を横に倒すサインは出しません。)
ブチは相手が許せば初めて会う自分より大きな犬(もちろん小さな犬も)に対してもきちんと犬流の挨拶を交わしその後も穏やかに散歩を続けることができます。まだまだ若干1才。犬の社会化訓練中です♪

午前中ののんびり1時間をかけての散歩が終われば、夕方の散歩までは人の側で大人しくゴロゴロ(ほとんど寝ています)しながら過ごしています。
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by預かりボランティアM


 

※交通量の多い場所などでは、ロングリードや伸縮リードは危険を伴うこともありますので、ブチのように公園で使用するなどTPOに応じて使い分けるようにしてください。